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タイムアウトメルボルンが、メルボルンのおすすめパイショップを紹介。

ベイカー・Dキリコ|Baker D Chirico

おすすめ:ビーフ・ラグ・パイ(Beef ragu pie)

この店にはパイが1種類しかないが、このパイがヒットしたという、もっともな理由がある。バター風味たっぷりのショートクラスト生地の中には、じっくり煮込まれた柔らかい牛肉、セロリ、マッシュルーム、ニンジンが詰まっている。マイルドにスパイスがきいた自家製カスンディをつけて一口食べると、パイ天国への扉が開く。

この上品なパイはその場で手で食べることもできるが、落ち着いて食べる価値も十分にある。セント・キルダのこの店には、椅子が少ししかないので、店で売られているペイストリーやサワー種、カスタードドーナツもついでに買って、家で食べるのがおすすめだ。

Photograph: Graham Denholm

パイ・シーフ|Pie Thief

おすすめ:ラザニア・パイ(Lasagne pie)

メルボルンの人たちは、ベトナム料理店が集まるバークリー・ストリートある、この新しいパイショップに大興奮している。パイ・シーフは、元スーパーノーマルのシェフだったスコット・ブロムフィールドが、2019年6月にオープンした小さな店。

いくつか並ぶ美しいパイのなかでも、ラザニアパイを見過ごすことはできない。そう、誰もが好きなパイとラザニアを融合させた、胃も心も満たされる究極の一品だ。絹のようなラザニアのシート、牛と豚のボロネーゼソース、クリーミーなベシャメルソースの層がパリパリのパイ生地に包まれて焼かれ、上には、泡のように膨れたチーズが乗っている。

いくつかの種類を楽しめるように、この店のパイは小さめに作られている。ラザニアパイに加えてもう1つ買うなら、レモングラス、唐辛子、コリアンダーの香りが立つタイ・レッドカレーパイがおすすめ。きっとリピートしたくなるだろう。

ワンダーポップ・デリ|Wonderpop Deli

おすすめ:バン・バン・チキン・ワウ・ワウ(Bang Bang Chicken Wow Wow)

リトル・ロンズデール・ストリートの北の端でレイモンド・キャパルディが営んでいる狭いデリ。ユニークなネーミング、そして中身が詰まった自慢のパイで、街で働く人たちを満足させている。
ラインナップは、例えば、トレイディー・スラマー(ブリオッシュで挟んだパイ)、ザット・オールド・デヴィル・コールド・トラィッシュ(伝統的なミートパイ)、プック・フェイス(アヒルのコンフィ)など。

バン・バン・チキン・ワウ・ワウ(タイ風グリーンチキンパイ)は、注文するのも少し恥ずかしいぐらい妙な名前だが、トライする価値はある。柔らかい鶏肉、クリーミーで風味豊かなココナッツソース、唐辛子、レモングラス、コリアンダーといったスパイスをがっつり感じられる味だ。土台がしっかりしたショートクラストで、上からは光沢のあるパフパイでふたをしているのも魅力。

イートインにして、パイに豆とマッシュポテト、もしくは気取ってサラダを食べるのもいい。もちろんカロリーを気にせずにランチを食べたいときなど、テイクアウトしてオフィスのデスクで食べるのもありだ。

トレイディー・スラマー(ブリオッシュで挟んだパイ)/Photograph: Graham Denholm

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