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全世界対象の大規模な都市調査『Time Out Index 2019』をもとにしたランキングで「世界で最もクールな街」第10位に選ばれたシカゴのピルセン地区の魅力を紹介。

ピルセン(アメリカ/シカゴ)|Pilsen, Chicago

独特の壁画や強力なパブリックアートシーンで知られるピルセンは、シカゴで最も有名な地区である、と言うこともできるかもしれない。

この地区は、もともとチェコ、ポーランド、ドイツ、イタリア人の移民コミュニティーを温かく迎え入れる地区として発展した。1970年代までにはラテンアメリカ系の人口が増加したことによって、国立メキシコ美術館といった世界クラスの施設や、シカゴで最も本格的なメキシコ料理がもたらされた。

目抜き通りは、18thストリート。素晴らしいタコス屋、バー、スリフトショップ、カフェが点在する、活気のある歩道だ。だがちょっと時間をかけて、観光ルートを離れ、通りや路地に並んだ派手な壁画を探索してみよう。この地区の多岐にわたる過去の歴史を物語る作品を数多く発見できる。

食べる

カルニータスやモーレを食べたら、(それだけで十分かもしれないが)ダン夫妻が営むベトナムレストラン、ハイスー(HaiSous)へ向かおう。キャラメル状にしたフィッシュソースがかかった手羽、サツマイモと若竹をちりばめた金色のカレーなど、食色をそそる料理ばかりを提供している。

飲む

タック・ルーム(Tack Room)は、カクテルがおいしいピアノバーだ。この店だけのために、ピルセンへ来る価値は十分ある。木曜から土曜に開催されるライブに合わせて予定を組むといいだろう。おすすめのカクテルは、ポブラノの風味が付いたサウス・コブラー。ピアノの演奏者に曲のリクエストもできるのがうれしい。ぜひ、一緒に歌うといいだろう。

遊ぶ

ピルセンには、メキシコ美術のアメリカにおける最大のコレクションを誇るナショナル・ミュージアム・オブ・メキシカン・アートがある。収蔵品数は、1万点以上。フォークアートから、写真、絵画、彫刻など幅広いジャンルの企画展を定期的に開催している。どの展示も豊かな歴史を持つメキシコ美術の専門家が情熱を込めてキュレーションしているので、訪れる人の探究心は十分満たされる。

泊まる

ローカルの雰囲気をたっぷり味わえる滞在であれば、Airbnbの利用をおすすめする。広々としたピルセン周辺のロフトがたくさんリストされているので、選ぶのに困らないだろう。ホテルが良ければ、ウェスト・ループのザ・ホクストンに泊まるといいだろう。ピルセン地区までは、地下鉄のピンク線で約10分だ。

地元の声

「文化的に言って、シカゴの中でもかろうじで無傷で良さが残っている地区の一つだろう。素晴しく美しいアートシーンと、すてきなコミュニティーがある」

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