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全世界対象の大規模な都市調査『Time Out Index 2019』をもとにしたランキングで「世界で最もクールな街」第7位に選ばれたパリのストラスブール・サン・ドニ地区の魅力を紹介。

ストラスブール・サン・ドニ(パリ/フランス)|Strasbourg-Saint-Denis, Paris

スタイリッシュな北マレ地区やビストロ文化が復興を見せている11区を無視する気は毛頭ないが、パリジャン・クールの中心は、今でも、「SSD」にあるだろう。そう、ストラスブール・サンドニのことだ。

これはアルノー・ラコンベとギヨーム・ル・ドンシェという2人の男性の努力によるところが大きい。2人はプティ・エキュリー通りに、レストランでワインバーのデビアント(Déviant)やホテル・ブルボン・ナイトクラブをオープンし、このエリアをパリで最もヒップなヴェニューが集まる場所へと変化させたのだ。

その近くにあるフォーブール・サンドニ通りも、ジェントリフィケーションで個性がなくなったソピ(SoPi/South Pigalle )のようにはならず、マルチカルチャーを大事にしながら変化を重ねている。ブルジョワ・ボヘミアン、通称「ボボ(BOBO)」っぽい人が増えてきてはいるが、それでもまだ活気にあふれ、多文化が交わることで常に新しさを感じさせてくれるエリアだ。

食べる

とてもおいしいピザを食べられるダ・グラチエラ(Da Graziella)がおすすめ。壁にアール・ヌーボーの絵が描かれた空間で、薪窯で焼かれたピザを楽しもう。人気メニューは、ナポリ名物、ピッツァ・フリッタだ。

飲む

ル・サンディキャット(Le Syndicat)は、パリでも指折りのカクテルがおいしい店。100%フランス産の酒を使ったクリエーティブなカクテルが楽しめる。店は古びていてポスターがベタベタと貼られた建物にあるが、勇気を出してドアを開けてみよう。

Photograph: Le Syndicat

遊ぶ

ファッション・ウィークの期間にパリに滞在していたら、(入るのは難しいかもしれないが)トレンディーなバー、ホテル・ブルボン(Hôtel Bourbon)へ行こう。入ったら、地上階でメスカルのカクテルを飲むのがおすすめ。それから、エレクトロ・ファンやヒップホップが鳴り響く、地下のクラブフロアへ下りよう。

泊まる

ホテル・グラン・アムール(Hôtel Grand Amour)は、宮殿のようなホテルの真逆を行く、トレンディーなホテル。フランスのグラフィックアーティストであるアンドレアがデザインを手がけた。パリにおけるカウンターカルチャーを感じられる場所だ。アメニティーはエルメスだが、価格は、思いのほかリーズナブルだ。

地元の声

「このエリアには、必要なものが全部そろっている。いいレストランはあるし、多様で興味深い人々もいる。ナイトライフも充実していて、近隣には文化的なエリアもあるんだ」

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