120view

全世界対象の大規模な都市調査『Time Out Index 2019』をもとにしたランキングで「世界で最もクールな街」第6位に選ばれたオーストラリア・タスマニア州ホバートのウォーターフロント地区の魅力を紹介。

ホバート(タスマニア/オーストラリア)、ウォーターフロント|The Waterfront, Hobart

2011年1月、幸運な大金持ちであるデイビッド・ウォルシュは、ギャンブルでもうけた莫大(ばくだい)な金を費やし、自分の故郷であるタスマニア州の州都、ホバートに世界クラスの美術館を開館した。

ミュージアム・オブ・オールド・アンド・ニュー・アート(MONA)が開館するとホバートは突然「どうしてあんな所に行かなきゃいけないの」と言われる街から、アートファン、カルチャーに夢中な人、食通、ワイン愛好家、アドレナリン狂、自然愛好家、そしてあらゆる種類の旅行者に「今すぐ行かなければならない」と言わせる街へと変貌した。

急増する旅行客は、ホバートの驚異的なユーカリの森、世界トップクラスのウイスキーやジン、ワイン、そしてシーフードを中心とした素晴らしいグルメシーンを探索中だ。また、冬至を祝うダーク・モーフォー(DARK MOFO)というフェスは、メルボルンやシドニーの目新しものが好きな人が、年に1度、ホバートへ聖地巡礼するように訪れる理由になっている。

ホバートの星は、ただ上昇してきただけではない。良い意味での流星なのだ。そして、少なくとも今のところ、この歴史あるウォーターフロントは、全ての中心であると感じられる場所なのだ。

食べる

タスマニアの新鮮な食材を最高の料理でおいしく食べたいなら、フランクリン(Franklin)へ行き、散財するのがいいだろう(私たちを信じて)。メニューは、旬やシェフが店に向かうまでに食べたいと思ったものなどをベースにして、毎日変わる。

飲む

もし『美女と野獣』 のベラが本ではなく、酒を好むならば、きっとこのソサイエティ・サカマンサ(Society Salamanca)というバーのように、壁の棚にずらりとコレクションを並べているだろう。棚は4段もあり、高い位置まで上るためのスライド式はしごも付いている。隣のバッテリー・ポイント地区との境目から2分ほどの場所にある。

遊ぶ

やはり行くべきは、自由な発想で運営されているミュージアム・オブ・オールド・アンド・ニュー・アート (MONA)だ。この美術館には、古代ギリシャのアンフォラから、限界を押し広げる前衛的な作品まで、あらゆるものが展示されている。この美術館へはウォーターフロントからフェリーで行くのがいいだろう。出航時刻よりも前に乗り場へ行き羊の形をした席を陣取る、もしくは、専用デッキの席とドリンクとカナッペのサービスがセットになったポッシュ・ピット(Posh Pit)というプランを予約するのがおすすめだ。景色を見ながら、美術館まで約25分の船旅を楽しもう。

泊まる

ウォーターフロントの倉庫を改修したホテル、ヘンリー・ジョーンズ・アート・ホテル(The Henry Jones Art Hotel)は、モダンな豪華さとインダストリアルテイストの上品さをかけ合わせた雰囲気が魅力。タスマニアのアーティストによる500以上の作品が、ホテルのさまざまな場所に飾られている。日曜日の開催される人気のマーケット、サラマンカ・マーケットは徒歩で行ける距離にある。おいしいものをたくさんやタスマニアのアートや工芸品のショッピングを楽しもう。

関連するキーワード