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全世界対象の大規模な都市調査『Time Out Index 2019』をもとにしたランキングで「世界で最もクールな街」第4位に選ばれたベルリン(ドイツ)、ヴェディング地区の魅力を紹介。

ヴェディング(ベルリン/ドイツ)|Wedding, Berlin

家賃の上昇とスタートアップ企業の資金流入は、ドイツの首都であるベルリンの様相を変えた。しかし、ミッテの北側に位置するヴェディング地区では、今でも古い「伝統」が息づいている。

ベルリンで最も過小評価されているこの地区が誇るのは、激安、そしてセクシーであること。これらは、このエリアの知る人ぞ知る魅力だ。かつてはベルリン自体が、激安でセクシーな街であった。だが、もはやそうではなく、ノイケルン地区やクロイツベルク地区でさえその魅力が感じられる部分は少なくなっている。

ヴェディング地区では、ドイツ人と移民の労働者階級が同じころから住み始め、数世代にわたりコミュニティーを築いてきた。2001年からは行政区分が変わってしまったが、ゲズントブルンネン地区にも同様のことが言える。ヴェディングには、にぎわっているマーケット、昔ながらのドイツパブ、そして、住宅不足のベルリンで一攫千金を狙っている不動産開発業者がまだ手を付けていない公共スペースが残っている。

また、戦後からある数多くの古びたクナイペ(ドイツパブ)やアンダーグラウンドなアートギャラリーなど、多くの見どころがある。何をするにしても、ヴェディングが、ベルリンの栄光の日々を垣間見ることができる最高の遊び場であることは確かだろう。

食べる

マルス(MARS Küche & Bar)という店がおすすめ。ここは、元火葬場だった建物を使った文化施設、サイレント・グリーンにあるカフェバー。頻繁に入れ替わるメニューには、ドイツ風のおいしくてたっぷり食べられる料理が並ぶ。

飲む

ヴェディングの静かな住宅街にあるフレイヤ・フックス(Freya Fuchs)を目指そう。ここは、昔ながらのドイツパブ、クナイペだ。店内は魅力的で雰囲気はフレンドリー。温かいサービスを受けながら、冷たいビールを楽しめる。

遊ぶ

世界的に有名なベルリンのアートシーンに触れるため、サヴィー・コンテンポラリー(SAVVY Contemporary)へ行こう。ここは、まだあまり知られていないパフォーマンス・スペースであるコミュニティーセンター。すでに限界に挑んでいることで知られているベルリンで、現状に満足せずに挑戦を試みている施設だ。

泊まる

ヴェディングは、ホテルに関しては、周囲にあるしゃれたエリアに遅れをとっている。しかし、オースロアー通り近くにあるMKホテル(mk | hotel)であれば、ゆっくりと寝ることができるだろう。ここを拠点にヴェディングを散策する場合には、自転車を借りるのがおすすめ。

地元の声

「ヴェディングは、本物がある街で、多様性もある。観光客は少なく、リアルなベルリン人が多くいるよ。楽しめることはたくさんあるけど、穏やかで静かに暮らすこともできるエリアさ」

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