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全世界対象の大規模な都市調査『Time Out Index 2019』をもとにしたランキングで「世界で最もクールな街」第1位に選ばれたリスボン(ポルトガル)のアロイオス地区の魅力を紹介。

アロイオス(リスボン/ポルトガル)|Arroios, Lisbon

アオリオスは、リスボンの行政教区(パリッシュ)の一つ。新しいものが伝統的なものと共存しているエリアで、いたるところで多文化や多様性を感じられる。

アルミランテ・レイス通りとその周辺を歩くと、点在している屋外アート作品に心が奪われるだろう。最近、コンポ・マチリズ・ダ・パトリエという公園のバスケットボールコートが、アーバンアーティストであるアカコルリオーンの作品を大々的にフィーチャーしてリニューアルしたばかりだ。

アロイオスでは、世界各国の料理も楽しめる。リスボンで最もおいしいともいわれる点心は、グランデ・パラシオ・ホンコン( Grande Palácio Hong-Kong)で、トップクラスのメキシコ料理はエル・タコ・チンゴン(Mexican at El Taco Chingón)で食べることができる。

このあたりは、文化施設が集まっているエリアでもある。歴史的価値の高い施設もあり、そのなかの一つ、サン・ラザロ市立図書館は、新古典主義建築の建物で、リスボンで最も古くから公立図書館だ。

地下鉄のアロイオス駅は、改修工事ため一時閉鎖中だが、アンジョス駅など近くの駅は利用可能。アロイオスへ着いたら、チリ広場で電動スクーターを借りて、街を巡るのがいいだろう。

食べる:ラミロ|Ramiro

アルミランテ・レイス通りの由緒あるシーフードレストラン、ラミロがおすすめ。この店がどれだけおいしいかどうかは、店の前にできている長い行列を見れば分かるだろう。貝やエビ、カニをむしゃむしゃ食べ、ハムや伝統的なプレゴ・サンドイッチつまんで、ビールで乾杯しよう。

飲む :カーサ・インディペンデント|Casa Independente

カーサ・インディペンデントは、19世紀に建てられた宮殿をリノベしたカルチャースポット。アロイオスがリスボンでナイトアウトが楽しめるエリアとして再注目されるきっかけを作った場所だ。

運営は、イロニア・トロピカルという非営利のアートプロジェクトによって行われている。楽しく飲めるのスペースであるのと同時に、おいしい食事や音楽ライブも楽しめる場所でもある。

© Ana Luzia

遊ぶ:メカルド・ドゥ・クルトウレス|Mercado de Culturas

アロイオスで何か面白いことを探しているなら、フォルノ・ド・ティジョーロ市場の古い身廊部分を活用した複合施設、メカルド・ドゥ・クルトウレスを訪れてみるのがいいだろう。展覧会から各種フェア、ワークショップ、音楽ライブ、映画上映会など、さまざななイベントが行われている。

2021年には、市場内に新しくハウス・オブ・ダイバーシティという、LGBTQ+やマイノリティをサポートするセンターもオープンする予定だ。

泊まる:ネヤ・リスボア・ホテル|Neya Lisboa Hotel

できる限りエネルギー効率化やリサイクルに取り組むなど、エコを意識した運営で称賛を浴びているホテル。宿泊客への自転車レンタルサービスも定常している。ホテル内のレストラン、ビバ・リスボア( Viva Lisboa)では、地元の食材を使った季節のメニューが楽しめる。

地元の声

「この街では、若者、アーティスト、世界中から集まった人々の間で、たくさんのインディペンデントな動きが見られます。かつては怖がられ、人があまり近寄らなかった場所でしたが、今ではリスボンの中でも、いつも何かが起きている、異文化の交流のハブになりました」

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