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タイムアウトサンフランシスコが、わざわざ行きたい、ベイエリアのおすすめ映画館を紹介。

カストロ・シアター|Castro Theatre

アメリカでも国内有数の古さ、そして素晴らしさを誇る独立系映画館。1922年のオープンから長い間、サンフランシスコの人たちを楽しませている。館内は、アールデコ調で、スペインとアジアのテイストがミックスされたエレガントな雰囲気。古い壁画や、珍しい昔の映画ポスターがあり、天井は金色に輝く。映画が上映されるスクリーンの両脇には、マイティ・ワーリッツァーのパイプオルガンが設置してある。カストロ・シアターで上映されるのは、どちらかというと、クラシカルな映画やあまり知られてない作品だ。同館は毎年1月に開催される、ノワール・シティ・フィルム・フェスティバルの会場としても使われている。

グランド・レイク・シアター|Grand Lake Theatre

アメリカで最も古い映画館10館の一つ。1920年代に完成した建物は、とても美しく、また風変わりでもある。元からあった豪華で金箔が施されたメインシアターは、1980年代に改修された。それと同時に、古いハリウッド・エジプトスタイルとムーア建築スタイルでデザインされた、2つの上映ホールが追加された。この映画館で上映されるのは、メジャーな新作(3D作品も含む)がメイン。設備の面では、周辺にある最新の映画館に劣るかもしれないが、月曜日の無料ポップコーン、火曜日の5ドル(約555円)チケットなど、楽しい企画が用意されている。

By Archie - grand lake theater organ, CC BY 2.0, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=46319038

アラモ・ドラフトハウス・シネマ・ニュー・ミッション|Alamo Drafthouse Cinema New Mission

映画好きを惹きつける企画と、席まで食べ物や飲み物を運ぶサービスが魅力の映画館チェーン。20年にわたり、シネコンとは一線を画した映画体験を提供し、観客を惹きつけてきた。ミッションにあるアラモ・ドラフトハウスは、2015年にオープン。建物は、1920年代の映画館の、元の雰囲気を残しながら、美しく改修されている。上映されるのは、ハリウッド映画の新作から、クリスマスといった作品に関係するタイミングに合わせてラインナップされる『ダイ・ハード』や『ホーム・アローン』などの名作だ。映画を見る前に、ヴィンテージ風にデザインされたバーで一杯やろう。席では、トリュフ・ポップコーンや生ハムとブッラータのピザ、ドラフト・ビールからカクテルまで、なんでもオーダーすることができる。

Photograph: Courtesy Alamo Drafthouse

バルボア・シアター|Balboa Theatre

アウター・リッチモンドのバルボア・ストリートにある映画館。小さなショッピング街に位置する地元の至宝だ。オープンしたのは、1926年。デザインしたのは、リード・ブラザーズだ。サンフランシスコを象徴するクリフ・ハウス(元の建物)やフェアモント・ホテルの設計でも知られている兄弟だ。居心地の良い空間で上映されるのは、新作と準新作、インディーズ映画、名作の二本立てなど、多岐にわたる。

ロキシー・シアター・アンド・リトル・ロキシー|Roxie Theatre & Little Roxie

サンフランシスコで最も古い映画館。オープンしたのは1900年代で、営業が続いている映画館としては、世界で2番目に古い。2009年からは、非営利の映画館として、地域の人々によって運営されている。エッジーなドキュメンタリー(ワールドプレミアになることも)、名作、60年代のホラーなど、上映作品のセレクションは素晴らしい。ロキシー・シアターの席数は、238席。隣には、49席のリトル・ロキシーがある。映像とサウンドステムが素晴らしく、メインのロキシー・シアターよりも、エッジの効いた、マイナーな作品を上映している。

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