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タイムアウトシンガポールが、シンガポールのコミックシーンで注目すべきコミック作家を紹介。

ソニー・リュウ|Sonny Liew

ソニー・リュウがジ・アート・オブ・チャーリー・チャン(The Art of Charlie Chan Hock Chye)で名誉あるアイズナー賞を受賞したことは、シンガポールのコミックシーンにとっても喜ばしいことだった。彼は、肖像画法、マーベルやDCコミック風のデジタル・ペインティングまで、様々な創作スタイルの実験を続けている。現在は、オリジナルのグラフィック・ノベルを制作中だ。発表を楽しみに待とう。

ジョニー・ラウ|Johnny Lau

90年代にシンガポールで育った人たちは、『ミスターキアス』のコミックシリーズやテレビ番組をよく観ていただろう。風刺画風のコミック・キャタクターが、繰り広げる物語は、ユーモアと皮肉がたっぷりだ。

ヨウ・フイ・シュエン|Yeo Hui Xuan

シンガポール初のプロの女性コミック作家。漫画やアニメ、ゲームからインスパイアされたドリーム・ウォーカーは、英語と北京語の両言語で出版されている。シンガポールで、一気に人気になっている作品のひとつだ。

トロイ・チン|Troy Chin

トロイ・チンが、ほかのコミック作家と違うのは、彼は、大人になるまで、絵を描くことが好きでなかったということだ。2007年、仕事のため暮らしていたアメリカからシンガポールへ戻ってきた彼は、絵を習うこともなく、いきなり作画の世界に飛び込んだ。彼が作り出すコミックは、日本の漫画とアメリカのオルタナティブ・コミックを賢く融合させたものと言えるだろう。彼が発表している自伝的シリーズ「ザ・レジデント・ツーリスト(The Resident Tourist)」は、コミック形式を取った散文として読むと楽しめる。

ウィー・ティエン・ベン|Wee Tian Beng

世界のコミック市場で最初にブレイクしたシンガポールのコミック作家として知られている。漫画スタイルの作品を得意としていて、人気シリーズである『セレスチアル・ゾーン』は、フランス語、スペイン語、ドイツ語など11言語に翻訳されている。彼は、自身の会社や会長を務めるシンガポールコミック協会を通じて、若手作家のための環境づくりにも力を入れている。

リー・チー・チュー|Lee Chee Chew

彼が作り出す、アメリカの4コマ漫画風のキャラクターはよく知られている。ゴムのような腕と足で、丸い顔をしているのが典型的だ。シンガポールの大手新聞であるザ・ストレーツ・タイムズで1988年から続く連載『チュー・オン・イット(strip Chew On)』は、どの年代の読者も魅了する作品。実生活を純粋な笑いに変える彼のコミックは、シンガポールの人たちの生活そのものや、笑いにも触れられる最高の手段だろう。

Photo: Lee Chee Chew

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