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タイムアウトプラハが、チェコの首都プラハのおすすめ博物館、美術館を紹介。

プラハ・ユダヤ博物館|Jewish Museum

プラハにおけるユダヤ人地区である「ヨゼフォフ」の波乱万丈な歴史を知れる博物館。ナチスがこの地区を「消滅した民族の博物館」として保存しようとしていたため、中央ヨーロッパ全土で行われた「破壊」を免れた古いシナゴーグや石畳の道が今でも残っている。旧ユダヤ人墓地に詰め込まれた1万2千もの墓石の間を歩き、ピンカス・シナゴーグでホロコーストの犠牲者の名前や子どもたちの絵を見ながら、歴史を振り返ろう。

Photograph: Courtesy CC/Flickr/Marcel "MadJo" de Jong

ストラホフ修道院図書館|Strahov Library

ストラホフ修道院にある図書館。バロック・セオロジカル館、クラシカル・フィロソフィカル館、キャビネット・オブ・キュリオシティーズ(驚異の部屋)から成る。2つの館(バロック・セオロジカルとクラシカル・フィロソフィカル)は、驚くほど素晴らしく、世界で最も美しい図書館リストによく選ばれる。インスタ映えも間違いなしだ。

プラハ・ミュシャ美術館|Mucha Museum

チェコの画家であるアルフォンス・ミュシャの作品と人生を紹介した美術館。コレクションには、パリでの評判を確立した演劇のポスターや、当時のチェコスロバキアで手がけた政治的な内容の作品などもある。美しい曲線と表情豊かな女性を描き、グラフィックアートにおけるアール・ヌーヴォー運動に貢献したミュシャの世界観を堪能しよう。ポスターから絵葉書まで揃うミュージアムショップへ立ち寄るのも忘れずに。

Photograph: Courtesy CC/Flickr/Richard L. Tanton

ザ・タウン・ベルフライ(聖ニコラス教会)|The Town Belfry by St Nicholas’ Church

聖ニコラス教会にあるバロック建築の鐘楼。展示スペースでは、18世紀の塔の番人、第二次世界大戦末期の「プラハの戦い」、1960年〜1980年代にこの鐘楼で行われたスパイ活動などのテーマを通して、何世紀にもわたるチェコの人々の歴史を知ることができる。最上階の見張り窓からの360度を見渡せる景色も必見だ。

Photograph: Courtesy CC/Wikimedia Commons/Dudva

聖ツィリル・メトデイ正教大聖堂|St. Cyril and St. Methodius Cathedral

ヒットラーの右腕の一人だったラインハルト・ハイドリッヒを暗殺したチェコの兵士たちを記念する博物館。展示では、兵士たちのプロフィール、攻撃後に当局から逃れるために潜んでいた教会地下室への入口、最後の睨み合いで壁にできた銃弾の穴などを見ることができる。圧制的な政権下で起きた無名兵士による勇気と抵抗の物語は、興味深く、2016年には、『ハイドリヒを撃て!「ナチの野獣」暗殺作戦』(原題:Antopropoid)という映画作品にもなった。この場所を訪れる前に、同作品を見るのもいいかもしれない。

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