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タイムアウトフィラデルフィアが、フィラデルフィアのおすすめ美術館を紹介。

フィラデルフィア美術館|Philadelphia Museum of Art

スクールキル川を見下ろす、ベンジャミン・フランクリン・パークウェイ沿いにある美術館。正面玄関の階段が映画『ロッキー』のロケ地として使われたことがよく知られている。しかし、注目するべきはそこではない。この美術館の19世紀後半と20世紀初頭の絵画と彫刻の世界的なコレクションは、多くの人を魅了している。常設展では、ルネッサンス、アメリカ、印象派、近代作品の傑作を紹介。そのなかには、ピカソ、ゴッホ、ブランクーシ、フリーダ・カーロなどの作品も含まれている。さらに、一年を通して開催される人気の特別展では、世界中からあつまる必見の作品を楽しめる。美術館への入場チケットで、隣にあるペレルマン・ビルディングへ入ることも可能。この建物には、美術館の素晴らしいファッションとテキスタイルのコレクションがあり、印刷物、スケッチ、写真、デザインなどの特別展示が行われている。

バーンズ・コレクション|The Barnes Foundation Greater Philadelphia

フランス近代絵画2500点以上を擁する世界的に有名なコレクション。元々は、フィラデルフィアの郊外、ローワー・メリオンで展示されていたが、2012年にダウンタウンのローガン・スクエアに移転した。移転には議論を呼んだが、このコレクションがダウンタウンにあることの価値は、間違いなく大きい。コレクションの創設者、アルバート・C.バーンズは、アルジロルという薬を開発した裕福な化学者。彼は、ゴッホ、セザンヌ、ルノワール、ピカソ、マティス、ルソーなどの作品を収集し、主要な印象派主義と近代主義のコレクションのひとつを作り上げた。数多くの著名な作品が集まっているため、コレクションの価値は250億ドル(約2兆7700億円)とも言われている。

ペンシルバニア美術アカデミー|Pennsylvania Academy of the Fine Arts

ブロード・ストリートの歩道に、高さ約15メートルの巨大な絵筆と崩れたジェット機が見えたら、その横がペンシルバニア美術アカデミーだ。1805年に創設されたエレガントなビクトリア朝時代の美術館と美術学校の横に、パブリック・アートが印象的に設置されている。絵筆はクレス・オルデンバーグ、ジェット機は美術アカデミーの卒業生でもあるジョーダン・グリスカの作品。美術館は、フィラデルフィアの建築家、フランク・ファーネスとジョージ・ヒューイットによって1876年に設計された。1760年代から現在までのアメリカンアートを時系列に見ることができる。そのなかには、ベンジャミン・ウェスト、トマス・エイキンズ、ウィンズロー・ホーマー、メアリー・カサット、トマス・エイキンズ、アリス・ニール、ジェニファー・バートレット、アレックス・カッツ、フランク・ステラなど著名なアーティストの作品が含まれている。1年を通して、企画展も頻繁に開催されている。

フィラデルフィアズ・マジック・ガーデン|Philadelphia’s Magic Gardens

サウス・ストリートにある非営利の美術館。美術館の入口に近づくと、周りの建物のファサードに壊れた陶器の破片や着色ガラスの粒が埋め込まれているのが見えてくる。中に入ると、あなたは予想以上にカッコいいもののど真ん中にいると感じるだろう。これは、アーティストのアイザイア・ザガーが、1960年代から、サウス・ストリートで作り続けている作品だ。とにかく、実際に訪れて、作品の世界観にどっぷり浸るのがおすすめだ。

インスティチュート・オブ・コンテンポラリー・アート|Institute of Contemporary Art

ペンシルベニア大学のキャンパスにある小さな現代アート美術館。1963年の開館以来、著名な現代アーティストの展覧会を開催し、大きな成果をあげている。設立の目的は、「アートシーンの新しいこと、起こっていること」の紹介。1965年にアンディー・ウォーホルの美術館での初個展が開かれたのは、この美術館だ。ほかにも、ロバート・メイプルソープ、ローリー・アンダーソン、グレン・リゴン、アグネス・マーティン、ダミアン・オルテガ、ペポン・オソリオ、リサ・ユスカヴェージなどの展覧会を開催している。美術館の見学ツアーは無料で開催されているので、ぜひ参加してみよう。

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