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タイムアウトシカゴが、シカゴで見ることのできるおすすめパブリック・アートを紹介。

ブル・ブラントリーの壁画|Hebru Brantley’s murals

シカゴ市が公式マスコットを探しているなら、フライボーイに役割を託すのが良いかもしれない。フライボーイとは、ブロンズビルのアーティスト、ブル・ブラントリーが描いているキャラクターだ。フライボーイは、シカゴの様々な場所で見ることが出来る。巨大なフライボーイが描かれているのは、アップタウンのブロードウェイ・バンク・ビルディング。サウスループにあるルーズヴェルト駅を見下ろす壁にも描かれている。グリーン・ラインのマコーミック・プレイス駅のホームからは、表情違いのフライボーイをいくつか見ることができる。ブラントリーは、フライボーイのことを、ミッキーマウスのように捉えてほしいと考えている。少なくとも、シカゴでは、フライボーイを見かける頻度は、ミッキーと近いかもしれない。

Photograph: Jaclyn Rivas

クラウド・ゲート|Cloud Gate

ミレニアム・パークにあるアニッシュ・カプーアの有名な彫刻作品。愛称は「ザ・ビーン」。数々の屋外イベントの「背景」として、また、いくつものFacebook投稿のネタとなり、たくさんのセルフィーを生み出している場所としてもお馴染みだろう。作品の周りには常に、光沢のある表面に驚く人だかりがあり、多くの人が 歪んだシカゴの風景の写真を撮っている。地元の人でも、この作品の前を通るたびに、万華鏡のような反射の様子についつい目を向けてしまう。それほど、魅力的な作品だ。

Photograph: Pixabay

ビッグ・フルーツ|Big Fruit

シック・フィッシャーとして知られるアーティスト、ニック・フィッシャーの壁画。彼の作品の複雑で輝くデザインは、クラウン・リカーやブリック・ア・ブラック・レコーズなど多くの地元商店のファサードを飾っている。フロリダ生まれの彼は、レッド・ラインのハワード駅から見ることができるソル・カフェの後ろの壁など、大きい(特に屋外)キャンバスが好みのようだ。ビッグ・フルーツでは、青い葉の海の中にある明るいオレンジが描かれている。すべての地域に置かれて、訪問者を迎え入れるべきと思うほど、心惹かれる絵力が表れた作品だ。

Photograph: Courtesy Sick Fisher

ピカソの彫刻|Picasso sculpture

パブロ・ピカソがこの無題の彫刻で何を描写しようとしていたかは、誰にも分からない。しかし、この作品は、シカゴの文化シーンにおいて、重要な要素になっている。ピカソに作品を依頼したのは、すぐ近くに立つデイリー・センターを設計した建築家たち。完成した作品は、ピカソからシカゴ市民へのギフトとして送られ、デイリー・プラザに置かれた。作品の下部は、滑り台になっている。設置してからすぐ、シカゴで人気の公共の滑り台になった。今でも、子どもたち(そして大人も)が、よく滑って遊んでいる。

Photograph: Vanessa Valdovinos

チャイナタウンのドラゴン・ウォール|Chinatown Dragon Wall

シカゴのチャイナタウンを象徴するチャイナタウンゲートの反対側にあるパブリック・アート。北京にある同様の作品をモデルにしている「ナイン・ドラゴン・ウォール」というタイトルの作品だ。この明るい色の壁は、幸運の象徴とされていて、9匹の大きな竜の周りには、500を超える小さな竜を見ることができる。シカゴ中国系アメリカ人博物館によると、風水では、この壁はこの地域の運気を良くするものでもあり、近くを通る州間高速道路 55号線が生み出している悪い空気を避ける役割を担っているそうだ。

Photograph: Jaclyn Rivas

ジム・バチャーの道路のくぼみアート|Jim Bachor’s pothole installations

初めての街を歩くときは、高層ビル群などを見るために首を伸ばして上を見ることがほとんどかもしれない。しかし、道にもよるが、シカゴでは、自分の足元を見ていると、何かを捕らえることがある。それは、モザイクアーティストであるジム・バチャーによるアート作品だ。彼は、2013年から、シカゴの最も悲痛な道路のくぼみを喜びに変えてきた。シカゴの旗、花、誰もが好きなカラフルなアイスクリームなどを、くぼみに描いて、埋めてきたのだ。彼のアートを体験すると、くぼみが憎いものでなくなるかもしれない。

Photograph: Courtesy Jim Bachor

オノ・ヨーコのスカイランディング|Yoko Ono’s Skylanding

オノ・ヨーコによる彫刻作品。12個の金属ペダルで、平和が表現されている。作品が置かれているジャクソン・パークのガーデン・オブ・ザ・フェニックスは、1893年に開催された世界コロンビア博覧会のために日本政府が建てた日本パビリオン(1946年に焼失)があった場所だ。

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