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タイムアウト香港が、アジアで綺麗な景色を楽しめるおすすめの鉄道の旅を紹介。

ブルートレイン(スリランカ)|Sri Lanka: Blue Train

「ブルートレイン」は、公式の名前ではない。そして、南アフリカにある同じ名前の有名な列車と混同してはならない。しかし、スリランカのコロンボから、キャンディ、ヌワラ・エリヤ、エラ、バドゥッラまで走っているこの中国製の列車を呼ぶのに最も適していることは確かだ。ブルートレインは、スリランカの最高の列車で、コロンボから、ほとんどの人が降りるキャンディまでは3時間しかかからない。列車内では、多くの設備を期待しないほうがいい。1等車には、エアコンが完備されていて、リクライニングシート、シートバックテーブル、天井吊りのビデオスクリーンもある。しかし、2等車と3等車にはエアコンがなく、その代わりに、大きな窓がある。そこから時折、物売りが地元の料理を売るために飛び乗ってくる。騒々しさやローカルの雰囲気、そして、大きなボリウッドの曲を感じながら、列車の旅を楽しむのも悪くないだろう。

インディアン・ハマラジャ・デカン・オデッセイ(インド)|India: Indian Maharaja Deccan Odyssey

列車のチケットに数十万円もかけられるのであれば、この列車に乗ることを検討してもいいかもしれない。インディアン・ハマラジャ・デカン・オデッセイは、英国統治時代のインドで、ハマラジャが旅した王室列車をテーマにした豪華観光列車。21両編成で、そのうち11の車両は豪華な客室、残りは食堂車、ラウンジ、スパとして使われている。客室はまるで、レールの上を走る5つ星ホテルのようで、ゲストのリクエストに答えてくれる専任のアテンダントが付く。客室車両から数車両ほど歩くと、豊富な品揃えのバーがあり、食堂車では、有名なタージホテルズ・アンド・パレスが手がける最高の料理を食べることができる。豪華さに疲れたら、アーユルヴェーダを楽しめるスパでリラックスすることも出来る。ゴア、ジャイプール、アグラ、ハイデラバードなどをカバーするいくつかのプランがあり、プランのほとんどが、ムンバイで始まり、ニューデリーに到着する。

北京〜ラサ列車(中国)|China: Beijing-Lhasa

長い長い時間、列車に乗ることが大したことでなければ、この旅に向いているだろう。この列車に乗る者は、絶え間なく変化する独特の風景、数え切れないほどの橋を渡り、地元で「死の地域」として知られて場所を通り抜ける必要がある。遊牧民、無限の平野と自然保護区、高山病による頭痛は、すべて壮大な冒険の一部だ。この列車の旅は、約40時間かけて、約3757キロメートルを走る。

クアラルンプール 〜 バンコク列車(マレーシア)|Malaysia: Kuala Lumpur-Bangkok

ラサでの高山病を避けたい場合は、気楽なクアラルンプールからバンコクへの鉄道旅がおすすめだ。クアラルンプールから、ETSで、タイ国境近くのパダンバサールまで行き、そこで、タイ国有鉄道の国際急行列車へ乗り換えるのがいいだろう。エアコン付きの寝台車を確保するのを忘れずに。もしくは、豪華にイースタン・アンド・オリエンタル(写真)に乗るのもいいだろう。快適なベッドと専用のバスルームが備わっていて、シャンパン・ブレックファースト、イブニングカクテル、3コースの食事が提供される。列車は、途中で、泰緬鉄道の線路やクウェー川鉄橋を通る。時間に余裕があれば、海沿いの街、フワヒンで数日間滞在するのもおすすめだ。

統一鉄道(ベトナム)|Vietnam: Reunification Express

ベトナム2大都市であるハノイとホーチミンを結ぶ統一鉄道は、豪華な列車ではない。最高の等級でも、4人部屋のソフト・スリーパー・クラスしかないが、ベトナムを見るには、すばらしい方法で、フエ、ダナン、ニャチャンへ行くことができる。1700キロメートルにもなる線路は、フランスによって、80年前に作られたもの。南北分断によって、一時期不通になったが、1976年に運行を再開した。寝台スペースには、荷物を置くのに十分な収納スペースがあり、ベッドもある(それだけあれば十分だろう)。ほとんどの時間は、景色を見て、列車がとまった駅で少しの探索を楽しむことになる。

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