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タイムアウトメキシコシティが、フリーダ・カーロに関係するメキシコシティの美術館や博物館を紹介。

フリーダ・カーロ美術館(青の家)|Museo Frida Kahlo. Casa Azul

メキシコシティで最も多くの人が訪れている美術館。この美術館のセールスポイントは、この場所がフリーダ・カーロが生まれ、人生を生き、死んだ家だということだ。「青い家」に入ると、フリーダの独自の世界にワープしたような気分になる。フリーダの有名な作品である「ヴィヴァ・ラ・ヴィダ」などがあるほか、日記、ドレス、鏡、ベッドまである。それどころか、寝室だった部屋には、フリーダーの遺灰も置かれている。

ドローレス・オルメド・パティニョ美術館|Museo Dolores Olmedo

ドローレス・オルメドの生涯は、メキシコ最高と称される肖像画と写真、家具やアジアの骨董品を筆頭とする彼女のコレクションと同様、色鮮やかなものだった。美術館の最初の部屋は彼女個人の家をそのまま展示したもので、人々にこの伝説的女性について伝えている。ドローレス・オルメドは、ディエゴ・リベラの友人であり支援者でもあったため、彼女のコレクションの主要部分は、ディエゴの作品と彼の最愛の女性たちの作品とで構成されている。最愛の女性たちとは、最初の妻・アンヘリーナ・ベロフとフリーダ・カーロのことだ。彼女たちの絵画は常に世界中を旅しているため、訪問時には展示されていない可能性がある。この美術館はフリーダの絵画27点を所蔵している。その中には「小猿との自画像」(1945年)が含まれる。

ディエゴ・リベラとフリーダ・カーロの家|Casa Estudio de Diego Rivera y Frida Kahlo

ディエゴ・リベラとフリーダ・カーロが暮らした家。モダンな建築スタイルがユニークだが、注目するべきは、建物の構造だ。ディエゴの寝室兼オフィスは、彼の広くて天井が高い作業場に比べるととても小さい。また、2つの建物を結ぶ「橋」は、メキシコの大画家2人の交流を、身体と感情の両面で楽にしたものと考えられる。この建物からは、ディエゴとフリーダの要望とその後の不安を、建築家がどう解釈し、機能的建築として成立させたかがよく伝わってくる。

サン・イルデフォンソ学院|Museo Antiguo Colegio de San Ildefonso

1978年まで、ベニート・フアレス政権が設立した国立予科高等学校として使われていた場所。今は、博物館になっている。建物には、ジャン・シャロー、ダビッド・アルファロ・シケイロス、ホセ・クレメンテ・オロスコ、ディエゴ・リベラといった画家たちによる様々な壁画がある。フリーダ・カーロがディエゴ・リベラと初めて出会ったのは、まさにこの建物で、彼が1922年に「創造」を描いている最中だった。「創造」は彼の最初の壁画で、シモン・ボリバル円形講堂内にある。

メキシコ近代美術館|Museo de Arte Moderno

ラテンアメリカの20世紀美術の中で重要なコレクションのひとつ。質の高い企画展を開催している一方、ディエゴ・リベラ、レオノーラ・キャリントン、フリーダ・カーロ、レメディオス・バロなどを紹介しているコレクション展も見逃せない。フリーダのコレクションには、『二人のフリーダ』などが含まれている。

レフ・トロツキー博物館|Museo Casa León Trotsky

レフ・トロツキーと妻であるナターリア・セドーヴァが、スターリン政権の迫害を受けていた頃のこと知ることができる博物館。トロツキー夫妻は、トルコ、フランス、ノルウェーで受け入れを拒否された後、ディエゴ・リベラとオクタビオ・フェルナンデスの支援を受け、「青い家」に入居した。しかし、トロツキーとフリーダ・カーロの恋愛スキャンダルの後、アメリカの社会主義労働者党からの寄付金で購入されたこの場所へ引っ越した。1990年以降は、改築され博物館となっている。レフ・トロツキーの遺灰はここの庭に今でも残されている。

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