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タイムアウトシカゴが、フランク・ロイド・ライトをこれから知る人におすすめのビギナー向け建築作品を紹介。

ロビーハウス|Robie House

フランク・ロイド・ライトの建築について学ぶのであれば、ハイドパークにあるこの建物から始めるのがいいだろう。ライトが手がけたプレイリースタイルの代表作としても知られている。完成したのは、1910年。当時、窓から見えたのはアメリカ中西部の典型的な平野の風景だった。今、ロビーハウス周辺は、シカゴ大学のキャンパスになっている。60分のガイドツアーでは、建物の中に入り、当時のまま残るステンドグラスや復元された家具、リビングとダイニングエリアを分ける役割もしている暖炉などを見ることができる。

エミル・バッハ・ハウス|Emil Bach House

ライトがシカゴで手がけた最後のプロジェクトのひとつ。ロジャーパークの一画にある小さな家に、ライト特有のエレガントなデザインが凝縮されている。設計を依頼したのは、シカゴにあったバッハブリック社の社長。完成したのは1915年で、ライトが帝国ホテルの設計のため、日本へ向かう直前だった。ガイドツアーもあるが、それでは物足りない場合は、一泊14万円ほどで、家全体を借りることもできる。

ザ・ルッカリー・ビルのライトコート|The Rookery Building’s Light Court

ループ地区にあるルッカリーは、1888年に、ダニエル・バーナムとジョン・ウェルボーン・ルートによって設計された。彼らの依頼により、1905年、ライトがロビーの改修を手がけている。ライトは、大理石の装飾と独自の照明設備を付与することで、エントランスの明るさを確保した。ライト・コートは、一般に公開されているが、有名な螺旋階段を見るためには、ガイドツアーへの参加が必要。

フランク・ロイド・ライト邸とスタジオ|Frank Lloyd Wright Home and Studio

オークパークの近くまで行き、ライトの個人宅を見学しよう。ここは、ライトが20年間暮らし、生涯に設計したプロジェクトの内、4分の1以上を生み出した場所だ。オークパーク周辺に集中しているライト建築を巡るガイドツアーのほとんどがこの場所から始まる。

ユニティ・テンプル|Unity Temple

今も使われているユニテリアン・ユニヴァーサリズムの教会。質素なコンクリートの外観は、オークパーク周辺にあるライトの建物に比べ、印象が薄いかもしれない。しかし、このユニティ・テンプルは、ライトの傑作のひとつとして数えられている。中に足を踏み入れると、ステンドグラスに囲まれ、大きな祭壇が置かれた神聖な空間が現れる。これらも、ライトがデザインしたものだ。隣接する通りの騒音を減らし、穏やかな感覚を呼び起こせるよう配慮されている。

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