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タイムアウトストックホルムが、スウェーデンの首都ストックホルムへの旅行に役立つ、季節ごとの見どころをガイド。

ストックホルムでは3月から5月が1年で最も乾燥した時期となる。ブランケットやヒーターは必要だが、バーやカフェではテラス席が利用可能になる。長い冬に比べ、地元の人々が賑やかになるのもこの頃だ。天気は不安定で、暖かい日もあれば、寒い日もあり、雪が降ることもある。この季節の見どころは、王立公園公園の淡いピンクの桜の屋根だろう。毎年4月に始まり、9月中旬まで毎週開催されるホーンストゥルの食と骨董のマーケットもおすすめだ。イースターの数週間後に開催されるのがクルトゥールナット。音楽、アート、文学の催しが無料で楽しめる毎年恒例のイベントだ。

ストックホルムは、5月の終わりから9月の始めまで、ベストシーズンとなる。気温は25度、時には30度になり、日も長くなる。スウェーデンの人々は可能な限り仕事を切り上げ、水上バーのデッキでビールやワインを楽しむ。週末なると、島へ出掛け、セーリング、ハイキング、バーベキューを楽しむ人もいる。6月の夏至の頃には、大きな国民的行事「ミッドサマー」が開催される。スウェーデンの人たちが、花の冠をかぶり、メイポールの周りで踊り、シュナップスを飲んで楽しむお祭りだ。このお祭りを夏の別荘で祝い、そのまま7月までストックホルムへ帰ってこない人も多い。ストックホルムの人たちと交流したいのであれば、7月の旅行は避けた方がいいのかもしれない。反対に、8月には野外フェスやパフォーマンス、映画上映などの屋外イベントが増え、街は1年で最も賑やかになる。

ストックホルムの彩りを体験するのに最高の季節だ。街の歩道沿いの樹木が赤や黄金色に変わり、ストックホルムの街で印象的なオークルやテラコッタの建物の壁に溶け込んで見えるようになる。9月上旬から11月上旬までは、晴れの日も多いが、冬に近づくと、ストックホルムの夜が心地良いことを実感するようになるだろう。住宅の窓には、ろうそくの光が見えるようになり、レストランやバーの暖炉には火が灯り始める。長い歴史を誇るカルチャーイベントである『ストックホルム・ジャズ・フェスティバル』と『ストックホルム映画祭』は、この時期に開催される。11月の中旬から下旬は、1年で最もどんよりした時期で、日は短くなり、暗い日が多くなる。

冬にストックホルムを訪れることは、豪華なクリスマスカードの世界に入り込むようなものだ。柔らかな雪が広がる街では、本物のモミの木がライトアップされ、ホットワインの香りが漂う。気温は、マイナス20度になることもある。また、冬の嵐が起きることもあり、そういった天候の場合は、ぬかるんだ道を歩かなければならない。またこの時期は、暗い。12月になると、午後3時には日が沈んでしまう。日が少しずつ長くなってくると、アイススケートやクロスカントリースキーを楽しむ人も増えてくる。

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