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タイムアウトミラノが、ミラノ旅行に役立つ、季節ごとの見どころをガイド。

ミラノの春は、雨は降る日があるものの、かなり温和な気候になり、快適な時期だ。太陽が顔を見せるようになると、街は明るい雰囲気に包まれ、精巧に作られた錬鉄のバルコニーや動物の彫刻まで、街のディテールがよく見えるようになる。毎年4月には、家具デザインの動向がわかる一大イベント「サローネ国際家具見本市」が開かれる。混雑に耐えられるのであれば、必見のイベントだ。

夏になると、盆地であるミラノは、暑くなり、湿度も高くなる。財布に余裕のあるミラノ人たちは、湖や山、海沿いの避暑地で過ごすことが多くなる。夏の始まり頃、街はまだ賑やかだ。6月には、ファッションウィークが開催され、春夏のメンズコレクションが発表される。サン・シーロ競技場など、街にある様々なイベント会場で、大規模なコンサートや音楽フェスが開催される時期でもある。8月はミラノの大部分が休みとなり、ゴーストタウンのように感じるだろう。

9月になるとミラノは再び賑やかになる。ギャラリーや美術館ではシーズン最初の展示が始まり、9月後半に開催されるミラノで最大のイベントと言われるレディースのファッションウィークでは、春夏コレクションが発表される。9月前半には、F1イタリアグランプリが、ミラノの北側にあるモンツァという街で開催され、モータースポーツ好きが集まる。昼も夜も爽やかなこの時期は、ナヴィリオ運河沿いのテラス席に座って、友達とおしゃべりを楽しみながら一杯飲むのにぴったりだ。

冬になると日が短くなり、暗い時間も増えるが、街が静まりかえる訳ではない。12月は、スカラ座でオペラシーズンがスタートし、ドゥオーモやスフォルツェスコ城の周りでは、クリスマスマーケットが開かれる。1月と2月には、秋冬が発表されるメンズとレディースのファッションウィークが開催される。冬の間、ミラノは霧が出ることが多くなり、ミステリアスで、街自体がふさぎ込んだような雰囲気さえ漂う。ただ、混雑に巻き込まれずに街を楽しめるという良い面もある。

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