1385view

パクリか、オマージュか。 タイムアウトロンドンが世界に散らばるロンドンを思わせる建物や橋を紹介。

中国・蘇州にあるツイン・タワーブリッジ

中国にはエッフェル塔からシドニー・オペラハウスまで、世界的ランドマークに似ている建物が、17もある。遠くはなれた蘇州にあるのは、ロンドンが誇る、古き良きタワーブリッジ に似た建物だ。本家のロンドンは2塔だが、巨大な中国のいとこは、4塔もあり、1塔の高さは40メートルある。道路の上に立っており、橋の下には船ではなく、車が通る。

コルカタにあるミニ・ビッグベン

世界で最も有名な時計台のコピーは、約5,000マイル離れた場所にある。本家は建設に16年かかったが、コルカタ版ビッグベン「ザ・コルカタ・タイム・ゾーン」は、たったの10ヶ月で完成した。ロンドンのように4つの巨大な時計があり、夜には点灯もする。唯一の違いは、高さがわずか135フィートで、315フィートある本家の高さの半分以下しかないことだ。それでも、ビッグベンの改装中に鐘の音が聞きたくなったら、ウエスト・ベンガルに向かえばいい。

アリゾナにある“元”ロンドン橋

これまでロンドン橋はいくつか作られてきた。今のロンドン橋のひとつ前のものは、車の渋滞が少なかった1800年代前半に作られた。しかし、1962年になると、渋滞が続き、テムズ川へ沈みかけていたので、新しいデザインの橋へ架け替えられることになった。デルボーイのような策略のもと、大ロンドン議会が、使わなくなるロンドン橋をアメリカのオイル王に売却することに成功した。1968年4月に250万ドルでロンドン橋を購入したのは、ロバート・P・マカロックだ。解体された橋は、さらに700万ドルかけ、遠く離れたアリゾナ州のハヴァスー湖まで運ばれて再建された。ロバートの夢は、イギリス文化を感じられる観光スポットを作ることだった。結果は、むしろ、誰にも相手にされない橋になってしまった。しかも、湖の。しかも、アリゾナの。

バンコクにあるタイ版ガーキン

ガーキンというニックネームで呼ばれる30セント・メリー・アクス(30 St Mary Axe)ほど、ロンドンの高層ビル群の景色で目立つものはない。だから、バンコクの建設担当者たちが、自分たちの景色にガーキン的なテイストを取り入れようと思ったのは理解できなくもない。その結果、パールという建物ができた。特徴的な格子窓と湾曲した頂部を備えたガラスのタワーであり、ロンドンのものよりも男根のように見える。サイズにこだわりはないが、ロンドンのガーキンは、タイのいとこより30メートルも高くそびえている。

ニューヨークにできるロンドン・アイ

アメリカ人は、どれだけロンドン・アイが欲しいのだろうか。ガラスのゴンドラが特徴の、ロンドン・アイのクローンと言える観覧車は、すでにラスベガスにある。ニューヨークにも動きがある。来年、スタッテン・アイランドに完成するニューヨーク・ホイールは、世界最大の観覧車になる予定だ。今のところ、理想は高いようだ。マンハッタンの高層ビル群とニュージャージーがパノラマで楽しめるようで、一度に最高1400人が乗れるそうだ。20席の空中レストランも作られる予定。ロンドン・アイも、腕を上げる時期かもしれない。

関連するキーワード