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タイムアウト上海が、今でも明王朝、清王朝、国民党時代を感じされるおすすめスポットを紹介。

1. 城壁(明王朝時代)

明時代に海賊の略奪行為から上海を守るために建設された壁の一部が、大境閣のたもとに残っている。ここは最初は櫓、それから道教寺院としての役割を果たし、現在は古い上海にフォーカスした小さな博物館になっている。壁の大半は1912年、陳其美総督の指示により取り壊されてしまった。

2. 豫園(明王朝時代時代)

入場料が暴利とも思える観光スポットだが、現在も残る唯一の明王朝の庭園である。最初に建設されたのは1577年。復元された庭園には、あずまや、池、殿堂、橋があり、過ぎ去った明時代のスタイルを維持している。

Photograph by Richard Fisher

3. 上海城隍廟(明王朝時代)

城隍廟は1403年に建設され、一時期は上海市で最も重要な道教の建物であった。9つある殿堂にはそれぞれの仙人の銅像があり、幸運、慈悲、富などのような人生のさまざまな側面を守っていると信じられている。

4. 上海三山会館(清王朝時代)

福建省の果物商人のたまり場だった三山会館を訪れてみてはどうだろう。商人が仲間を求めて集まった「会館」のひとつだ。元々の場所から30メートル南に移されたとはいえ、1909年と比較的後期に建設されたものなので、唯一きちんと保存されている会館といえる。現在は博物館になっている。

5. 旧英国領事館(清王朝時代)

旧英国領事館のしゃれたシガー・ルーム、庭園または音楽室で典型的な英国スタイルのハイティーを楽しんでみてはどうだろう。現在はザ・ペニンシュラ上海が運営している。外国人により建てられた上海で最初の建物のひとつである旧英国領事館は、1852年に外灘の北端に完成した。その後、1870年に火事で焼失し、1873年に再建された。

6. ザ・ロング・バー(清王朝時代)

ウォルドルフ・アストリア・ホテルにあるバー。カウンターは34メートルの長さで、極東で一番長と言われたこともある。1910年に、上海クラブ内に英国紳士の超高級クラブとして開店したのが最初。裕福な海外勢力が名声や富を求めに来た場所だった。長く続くことはなかったが、シーメンズ・クラブからケンタッキーフライドチキンの上海1号店まであらゆる機能を果たした後、ウォルドルフ・アストリアによって古い写真を手がかりに元のようにバーとして慎重に復元された。再び、気取りながらカクテルやウィスキーを嗜むことができる注目の場所になっている。

7. ロスト・チャイニーズ・アールデコ・シティー(国民党時代)

上海の国際的な租界が地元の人々と外国人双方に魅力的だったのに対して、開発が遅れた、低予算の「チャイニーズ上海」は恥として見下されていた。解決策として、上海の北東部に、東洋と西洋が融合し、政府本部、裁判所、病院、図書館などがすべて揃っている中国人による中国人のための洒落た都市をつくる「大上海計画(1929年)」が打ち出された。第2次世界大戦中の日本との衝突により基本計画が中断され、建設も完成することはなかった。しかし、現在のジャンワン分区にはその名残がある。

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