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タイムアウト香港が5人のシェフに聞いた、2018年の香港フードシーン予測

エスドラス・オチョア

エグゼクティブ・シェフ(11ウェストサイド|11 Westside)

偏っていると思うだろうが、2018年はメキシコ料理とベジタリアン料理が興味深い年になると思う。高級レストランからカジュアルな店まで、多くのメキシコ料理店がオープンするだろう。そのなかで、より本格的なメキシコ料理へのニーズが増えるのではないかと思う。ベジタリアンメニューへのニーズも多くなっている。ヴィーガンの流行が、ヴィーガンレストランの開店または、既存店でのヴィーガンメニューの展開をもたらすだろう。つまり、2018年は、より「グリーン」になるということだ。

メイ・チャウ

創設者(リトル・バオ|Little Bao)

2018年はレストランにとって厳しい年になると感じている。単一商材にフォーカスした、手ごろで、金額以上に価値があると感じるコンセプトを打ち出せる店が、引き続き人気を獲得すると思う。他には、北欧のデザインが香港に増えているのと、オーストラリアのコーヒーシーンに影響されつつも香港の特色を加えたコーヒーショップが流行ると感じている。個人的には、色々な料理でもっと自然派ワインが扱われるのと、タイ・メキシカンやタイ・オーストラリアンなどのように今までにない組み合わせの料理が出てくることを期待している。

リチャード・エッケバス

料理ディレクター(アンバー|Amber)

レストランの未来は、食べ物やサービスだけではないだろう。これまでやってきたことが地球と環境にどのように影響するかを観察することが鍵になりそうだ。強く感じている問題のひとつは持続可能性だ。香港は世界最大の消費者都市のひとつで、そこに住んでる自分の使命は、自分たちの事業でプラスチックの量を減らすことだ。私たちは海に年間で約880万トンのプラスチックを投棄している。これらは分解され、プラスチックの粒子が魚に飲み込まれ、食物連鎖に入ってしまう。その結果、人の体に悪いだけでなく、プラスチックが原因で多くの生物が死んで、絶滅の危機に瀕している。

ジム・ロフダル

エグゼクティブ・シェフ( フランツェンズ・キッチン|Frantzén’s Kitchen)

2018年は、よりカジュアルになると思っている。レストランは、食材の調達先と品質にさらに焦点を当てるだろう。そして、日々の売り上げ以上に、長い期間でのビジネスを考える店が増えてくるのではないだろうか。つまり、店側は、顧客へのロイヤリティとスタッフの訓練に重きを置き、継続的なチームを構築するための努力を惜しまなくなるだろう。加えて、西営盤のような郊外への注目が集まる気がしている。

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