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パリの人気作家やシンガーが住んでいた場所をタイムアウトパリがガイド。

ヴィクトル・ユーゴー:ヴィクトル・ユーゴ―記念館

1832年から1848年までの間、ヴィクトル・ユーゴ―はヴォージュ広場にあるロアン・ゲメネ館2階のアパートメントに暮らしていた。ここでは「リュイ・ブラース」や「レミゼラブル」の一部など、ユーゴーのいくつもの傑作が書かれた。1903年以来、この豪華な邸宅はフランス文学に最も影響力を与えた偉大な作家の人生と作品を展示した記念館として公開されている。興味をそそる調度品、ユーゴーのインク壺、亡くなった時のベッドも一見の価値あり。


オノレ・ド・バルザック:バルザック記念館

1840年、オノレ・ド・バルザックは債権者からの逃れるためこのパッシーのアパートを借りて、7年を過ごした。現在、記念館と図書館として公開されているここは、バルザックの人生、作品そしてその時代の証である。「人間喜劇」を夜を徹して執筆していた時にバルザックが使っていたという、有名なリモージュ磁器のコーヒーポットも展示されている。

ジョルジュ・ブラッサンス:ラ・ヴィラ・サントス・デュモン

15区にひっそりと建つラ・ヴィラ・サントス・デュモンに続く小道はこの区で最も美しい道だろう。100mほどあるこの舗装された道路は緑に溢れており、スタジオ兼住居のガラス屋根にはツタが絡まっている。この42番地の家でジョルジュ・ブラッサンスは1968年から他界するまでの晩年を過ごした。田舎にいるような、時間を超越した場所だ。パリを離れたと勘違いしてしまうかもしれない。

※見学は外観のみ

セルジュ・ゲンズブール:リュ・ヴェルヌイユ

シンガー・ソング・ライターであり俳優でもあったセルジュ・ゲンズブールのファンなら、サンジェルマン・デ・プレとポンデザールに隣接しているこの地は訪れたことがあるだろう。表面上は取るに足らないビルに見えるが、ここの壁に、ゲンズブールに捧げたグラフィティか何かを描いた人もいるのではないだろうか。家の外観を覆い尽くす無数の“作品”は必見だ。現在も、灰皿の吸い殻すら、何も変わっていない伝説の場所になっている。

※見学は外観のみ

ダリダ:オーシャンプ通り

モンマルトルの丘にあるテルトル広場から数歩のところに1900年代スタイルの奇妙な形のホテルが建っている。このマンションは1960年代に歌手のダリダが購入する前、1929年には、ルイ=フェルディナン・セリーヌが住んでいた。ムーラン・ルージュが近くにあり、ダリダ・スクエアは目と鼻の先の距離だ。

※見学は外観のみ

エディット・ピアフ:ランヌ通り

エディット・ピアフは貧しい地区ベルヴィルに生まれ、晩年の数年は豊かなパリ16区で過ごした。夫のジャック・パルとこの場所(67 bid boulevard Lannes)に移り住んできたのは、1953年。ここは大きなアパートで、アズナヴールからベコーまで、当時、多くのパリの作曲家が住んでいた。ピアフ達が住んでいたのは1階だ。近接しているブローニューの森に足を伸ばすのも良いだろう。

※見学は外観のみ

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