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タイムアウト香港が古くから続く工芸や食べ物などノスタルジックな香港の魅力を紹介。

1. ルイ・セン・チュンを訪れる。

香港が今のようにコンクリートジャングルになる前、中国とヨーロッパが合わさった建築様式で作られたクラシカルなベランダのあるトンラウ(ショップハウス)が街の通りに優雅に広がっていた。これらの歴史的な家々を現代化していくということは、改装や再開発を意味するが、1931年に建設されたルイ・セン・チュン(Lui Seng Chun)をはじめとするいくつかの幸運なトンラウが今でもその美的要素を維持出来ている。

2. ダイパイトンで食べる。

ダイパイトン(屋台)で食べることは、香港における真の食事体験と言えるだろう。これらの超ローカルの家族経営の屋外レストランは、政府が新しい免許を発行することを拒否したために急激に減少している。その理由は、はっきり言うと、くだらない衛生法だ。薄明かりの照明があるようなおしゃれなレストランでは得られない独特な雰囲気があり、ここで食べる事ができるチープなメニュー以上の“ホンモノ”はないだろう。

3. カート式ディム・サムを体験する。

これは香港で体験しておきたいもうひとつの食事スタイルだろう。あなたがこの街に来てディム・サム(点心)を試していないなら、それは恥ずかしいことかもしれない。ディム・サムを出すレストランが不足しているわけではないが、カートから注文する伝統的な方法は徐々に見られなくなっており、オーダーシート方式に置き換えられている。伝統的なカート式のディム・サムを体験したい場合は、セントラルの蓮香楼(Lin Heung Tea House)か、モンコックの倫敦大酒樓(The London Restaurant)がおすすめだ。

4. 手作りの麻雀牌を買う。

今や死にかけているアートと見なされているように、香港には麻雀牌を彫刻できる職人が3人しかいない。特に、唯一の女性麻雀牌職人であるシスター・メイ(2 Bulkeley Street, Hung Hom)を訪れ、地道で話好きな性格の彼女が如何に地元のレジェンドであるかを感じる取るのがいいだろう。

5. 焼き栗を食べる。

かつては香港のいたるところに広がっていたこのシンプルでおいしい健康的なスナックは、現在の道端ではあまり見かけない珍しいものになっている。路傍の錆びたカートで小さな袋に入った焼き栗は、常にこの街の冬の風物詩であり、忘れてはならない特別な体験だろう。

6. ネオンサインを探す。

香港の象徴的なネオンサインは、徐々に剥ぎ取られ、商業には理にかなっているだろうが退屈である、プリントやプラスチックの看板に置き換えられている。減少傾向にあるにもかわらず、これらのネオンサインからは、一種の古い世界の煤けた魅力がにじみ出ている。ありがたいことに、素晴らしい写真を撮るには十分なほどは、いくつかのスポットが残っている。もちろん、写真に撮らなくても、ただ見るだけで楽しめる。ワンチャイの謝斐道、チムサーチョイのネイザンロードなどに行くとネオンが見れる。

7. 手書きのミニバス看板の良さを知る。

マック・カム・サンは、バス標識がデジタル化され無機質なものになっていくなかで、今でも手書きの看板の制作を続けている最後のミニバスのサインペインターだ。元々の商売は瀕死の状態であるが、カム・サンは伝統を活性化したいと決意している。 ヤウマテイのバッテリー・ストリートにある彼の200平方フィート(約10畳)のアトリエは是非訪れたい。手塗りのお土産用看板をリクエストに応じて作ってくれる。

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