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プーラは、イストリア半島にあるクロアチアの都市。古代ローマ時代に栄えた街で、今も古代ローマ時代の遺跡が残っている。タイムアウトクロアチアが、プーラでしかできない10のことを紹介している。

1. クロアチア版コロッセオを探索する。

プーラ円形闘技場は、古代ローマ時代に作られた闘技場。闘技場の建設は、ローマ帝国初代から長く続いたが、第9代のティトゥスの時代に完成した。ティトゥスは、ローマのコロッセオを完成させた皇帝としても知られている。ローマに比べプーラの円形の壁はほぼ完全な状態で残っている。2000年も前に、戦士とライオンが通っていた闘技場内のトンネルや廊下に立つことさえできる。闘技場は今でも使われていて、映画祭、音楽フェスのオープニングや有名アーティストのライブ会場になることもある。

2. ジェイムズ・ジョイスと一杯やる。

プーラはアイルランド出身の作家ジェイムズ・ジョイスの縁の街のひとつ。1904年にダブリンを出たジェイムズと新しい恋人ノラは、希望を求めてチューリッヒに向かったが、ほどなくして、ヨーロッパ大陸での初めての冬をプーラで過ごすことになった。彼らは、次の春にはトリエステに向かったので、この街への賞賛を残すほどではなかったが、ジェイムズにあやかることに熱心なカフェがある。クロアチア語でユリシーズを意味する「ウリクス(Uliks)」という名前のカフェがそれだ。ここのカフェのテラスには、ジョイスの像があり、そのとなりのテーブルで、コーヒーやお酒を飲むことができる。

3. プーラに凱旋する。

紀元前31年、アクティウムの海戦に勝利したことを受けて、有力者だったセルギウス家はプーラに凱旋門を建てた。これが、セルギウスの凱旋門だ。プーラの歴史的地区への入口となるこの凱旋門は2000年以上たった今でも事実上無傷で残っていて、今の時代でも方向者はその下を往来している。その横に、ファストファッションブランド「マンゴー」の店があるのが、やや不自然で面白い。

4. フェスで弾ける。

プーラでは毎年8月か9月に、サウンドシステム・カルチャーを盛り上げるフェス、アウトルック・フェスティバルが毎年8月か9月に開催されている。オープニング・ナイトは円形闘技場で開催され、その後はプンタ・クリスト要塞跡がメイン会場となり、ダブステップ、ガレージ、レゲエなどのパーティーが行われる。隔離された場所の最高の使い方だ。アウトルックの一週前にはテクノ、ハウス、エレクトロニカが中心のフェス、ディメンションズも行われる。

5. 海辺で遊ぶ。

イストリア半島で、ウォータースポーツが楽しめる場所といえば、メドゥリンだ。プーラの南西に位置し、少し車またはバスに乗っていれば着く距離にある。キャンプ場とリゾートホテルが点在し、あらゆるウォータースポーツが楽しめる。ボートをチャーターしたり、または帆を操る方法を学んだり、ウインドサーフィンや水上スキー、または単にバナナボートに乗るのもいいだろう。

6. 駐車場からモザイクを観る。

3世紀に作られたというローマ時代のモザイク画が住宅区画の中にあり、隣の駐車場からフェンス越しに見下ろせるようになっている。幅は6メーター、長さは12メーターの素晴らしいアートモザイクだ。かつては、初めての人にとってみれば、まったく見つからない場所だったが、いまでは、小さな看板がでている。また、グーグルマップで「Sergijevaca 16 」と検索すればでてくる。モザイクは、姪を殺したディオニソスの崇拝者、ディルケの物語を描いている。

7. カルチャー・シーンを知る。

プーラのウォーターフロント近くにある夜だけ開いているギャラリー。現代の写真家の作品を定期的に紹介している。オーナーは自身が写真家でもあるハッサン・アブデルガニ。各展覧会のオープニング・パーティは、プーラのカルチャー・シーンにおいて注目するべきイベントと言えるだろう。

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