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タイムアウト北京が北京で人気の定番屋台フード、ストリートフードを解説。

煎餅|チェンピン|煎饼 |Jianbing

北京でもっとも有名な朝ご飯。薄い小麦生地のパンケーキを平らな鉄板の上で揚げて、卵、醤油、チリペースト、ゴマ、青葱を乗せて焼き、最後に歯ごたえがよい薄く揚げたクラッカーのようなものを入れて巻き込んで作る。少し厚くもちもちした生地とレタスが特徴の山東スタイルでも、卵を敷いたふわふわの北京スタイルでも、とにかく煎餅は仕事の合間のスナック、夜遊びのエネルギー補給にもぴったりだ。

串焼き|カオチュアン|烤串|Kao chuan’r

あらゆる串刺し料理のなかの代表といえる料理で、胡同の味だ。遥か昔からオールナイトで遊ぶ沢山のパワーをチャージしてきた。串焼きにする肉はなんでもありだが、北京であれば、ラムと鶏の手羽肉が多い。ラム肉の塊の間にマトンの脂身を刺した串を炭火でローストしている光景をよく見かける。帽子をかぶっている新疆人の男性が焼く屋台を探すといいだろう。西方から来た彼ら以上に、中国でラムを美味しく扱う人たちはいない。

北京ヨーグルト|ラオ・ベイジン・スアンナイ|老北京酸奶|Lao Beijing suannai

地元の商人がほぼ毎日、新鮮な状態で白い磁器の壺に詰める北京の古式ヨーグルト。老北京酸奶は、朝の体をおだやかに元気づけ、また火鍋を食べ過ぎてやけどした舌を落ち着かせるにもぴったりだ。繊細な味で、ほとんどのものが甘く最後にほのかな発酵の香りが漂う。容器は再利用されるので、その場で飲んで容器を戻せない場合はすこし余計にお金を払う必要がある。

タンフールー |糖葫芦|Tanghulu

紫禁城と同じくらい“ザ・北京”といえる食べ物。北京の人々が愛する2つの材料、サンザシ(山査子)の実と砂糖を使う。サンザシは、野生りんごのような果物。熟したりんごのような歯ごたえで、すっぱいイチゴのような味がする。これを、溶かした上白糖で薄くコーティングして、美味しくしたものが、タンフールーだ。

手抓餅|ショウジュワビン|手抓饼|Shouzhuabing

台湾からきた人気の食べ物。パリパリに焼かれた塩味がきいた生地と醤油、チリペースト、薄切りのじゃがいも、レタス、玉ねぎ、目玉焼きと好みの肉を組み合わせたもの。ある意味ではブリトーのような料理だが、生地はこねられ、渦巻状に成形して焼かれるので、トルティーアよりはパリパリの食感になる。土台となる生地は大抵一度に焼いたものを作り置きしているので、焼き立てのものを手に入れるにはすこし計画だった行動が必要だ。古くなった手抓餅を入手するのを避けるためにはお昼時か早朝に手に入れるのが確実。

油条豆漿|ヨウティヤオ・ドウジャン|油条豆浆|Youtiao doujiang

古典的な北京の朝ごはんのコンビは、油条と豆漿だ。文字通りに“油棒”を意味する油条は、細長い小麦の生地を熱い油に入れきつね色でふわふわになるまで揚げたもの。豆漿と呼ばれる豆乳と一緒に食べるのが北京の人々のスタイルだ。この組み合わせは胡同版のコーヒーとドーナッツのようなものだ。そのため、“油条豆漿”は朝ごはんを意味する言葉にもなっている。

焼き冷麺|カオロンミェン|烤冷面|Kao leng mian

焼き冷麺は、北方の黒龍江省からやってきた庶民的な料理だ。切られていないシート状の小麦麺、卵、炒めた玉ねぎを一緒に焼いて、スパイスミックスをトッピング。最後に特大のソーセージといったたんぱく質を加えて出来上がりだ。くるくる巻いてから切り分けられる。親戚と言われる煎餅(チェンピン)よりは歯ごたえがあって、深い味わいがある。

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